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学校法人田中学園 水戸葵陵高等学校

生徒が市役所に企画書を出し、施設に自分でアポを取る

セブ島修学旅行のデジタルアーカイブから始まった取り組みが、2年目は水戸市を舞台にしたプロジェクトへ。生徒が自ら市役所に企画書を出し、施設にテレアポを取るところまで進みました。

デジタル人材育成・教育DXXR活用教育機関高等学校
支援期間
2026年1月〜継続中
公開日
生徒が市役所に企画書を出し、施設に自分でアポを取る

課題

水戸葵陵高等学校には、3つの構想がありました。

  • 2年次の修学旅行先であるセブ島の文化・景観・体験を、XR技術でデジタル空間に保存・再構築し、対外的なアピールに使いたい
  • AIやXRといった先端分野の体系的な学習機会を整備し、生徒の問題解決の引き出しを増やしたい
  • 機材導入後の活用設計と、教員の負担増を招かない持続可能な運用体制に不安がある

3つ目が、学校側が一番気にしていた点でした。

やったこと

1年目:1年6組28名が、セブ島修学旅行をXRで残す(2026年1月〜3月)

対象は1年6組の28名。Meta Quest 3S、3Dスキャンアプリ(Scaniverse)、VR制作プラットフォーム(STYLY)を選定しました。

専門性の高いXR・AI分野は外部専門家とAIが技術面を担い、教職員は生徒の学びを支える役割に集中できる体制を組みました。

2年目:Digital Xコース48名が、水戸市を舞台にする(2026年4月〜)

Digital Xコースの1・2年生 計48名が対象。対面とオンラインを組み合わせた講義を実施しています。

1学期は、機材の操作習得ではなく企画と交渉に時間を使いました。

  • 4月:1・2年生初の合同授業
  • 5月:企画立案、チーム理念・行動指針の策定、水戸市役所への企画書提出
  • 6月:フィールドワークの計画立案、生徒自身によるアポ取り、水戸市街地でのフィールドワーク

生徒が3Dスキャンしたい施設に自分でテレアポを取る。企画書を市役所の観光課に提出する。プロジェクトマネジメントの基礎講座から始めて、企画・交渉・実行・振り返りを一周させました。

運営面では、全体計画の策定と毎回の講義の到達目標を明確にしたうえで、生徒の習得状況をリアルタイムに把握してカリキュラムを調整しています。学校側の担当教員とはGoogleチャットで即座に連絡が取れる体制を事前に構築し、役割分担を決めました。外部専門家に依存しきる形にしないためです。

結果

オープンキャンパスで、生徒自身が成果を発表しました。

「失敗から学ぶ」というテーマの通り、企画が通らない、アポが取れない、思ったようにスキャンできない、という経験を含めて学びにしています。

外部の専門家に依存しきらない役割分担を最初に決めたうえで、2年目が動いています。

同じような課題をお持ちでしたら、まずは現状をお聞かせください。

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